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- 2024.12.05建築 【工事現場日記:古い柱に新しい木を接ぐ技術】
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古い木造の建物の柱。
一部が腐っていたので、取り替えしたい!
でも柱なので、簡単に取替って訳にはいかない場合もあります。
そんな場合、昔からの大工さんの伝統工法に
「金輪継(かなわつぎ)」
というものがあります!
「金輪継とは・・・
同形の両部材の口にT字形の目違いをつけて組み合わせ、栓を差して固定する。
伝統的継手の中でも強固なもののひとつです。
あらゆる方向に強度が得られるため、柱や梁、桁をつなぐために用いられます。」
古い木と新しい木を接ぐことは可能です!
(場合によっては不可能なこともありますので、ご相談ください)
今回、
住吉神社様の手水舎の
柱が一部ボロボロになっておりましたので
ボロボロの箇所を取り、新しい木を接ぐことで
生まれ変わりました!
施工前↓
柱が傷んでいます
施工後↓
柱の傷んだ部分を取り、新しい木を接ぎました
「金輪継」は
大工の伝統工法ですが、
大工職人自体の数が減っていることもあり、
出来る人も減っています。
徳矢住建の大工はベテラン揃いです!
安心してお任せください。