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- 2024.09.05建築 【工事現場日記:窓の上の庇(ひさし)の役割】
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家の窓に、小さい屋根のようなものが付いているのを、見たことはありますか?
”ひさし(庇)”といい、主な役割は
日よけや雨の吹き込み防止、雨だれ防止などです。
「そんなの付いていたんだ?」と思うような
一見地味な存在ですが、
意外に大きな役割を果たしているのです。
庇が無いと
■雨が直接窓や壁に当たる
雨が直接窓や壁に当たるので、窓から雨漏りしたり、壁が湿気で傷んでしまうことがあります。
特に木造住宅では、長期的に見て家の耐久性が下がりやすくなります。
■夏の日差しで部屋が暑くなる
庇には夏の強い日差しを防いでくれる役割があります。庇がないと、窓から直接日光が部屋に入り、室温が上がりやすくなります。
そのため、エアコンの使用が増え、電気代が上がることがあります。
■外の玄関や窓に雨が溜まりやすい
庇があれば、玄関や窓の周りに雨が溜まるのを防げます。庇がない場合、玄関先が濡れて滑りやすくなったり、雨水がドア付近に溜まってしまいます。
最近の新築のお家は、庇がない場合もあります。
その理由は
■モダンなデザインが実現しやすい
スッキリとしたシンプルな外観が好まれる場合、庇がない方が現代的な印象になります。
■建築コストが抑えられる
庇がないことで施工費用が減り、コストを削減できます。
ということでしょう。
個人的には、やはり「庇があった方が、何かと安心。」と思っています。
家は、何十年と続くお付き合いです。
できるだけ雨風や日差しから守って、大切にしていきたいですね。